海が見える縁側の家 鏡開きと打ち合わせ

横須賀の古民家再生工事の現場

傷んだ部分の解体中。1月11日に鏡開きを兼ねて打ち合わせをしました。


打ち合わせ

この家は工事内容を決め、契約を結んだ後、昨年10月、台風15号で被害を受けました。工事する予定ではなかったところも被害を受け、工事内容の変更を余儀なくされました。

写真左上:台風被害で穴が開いてしまった土壁。穴から吹き込んだ雨で畳も傷みました。

屋根には帆布シートと土嚢袋で応急処置。ビニールシートより丈夫です。

このシートを張ったおかげもあってか、15号の後に来た19号の被害は

殆どありませんでした。

応急処置:穴の空いた壁にシートで養生。

解体していくと、実際の被害の度合いが分かっていきます。

また、台風数か月後に被害が分かることもあります。

台風から数か月後、紙のように剥がれてしまった漆喰。

解体の現場を見ながら、どの様に修繕していくのか、打ち合わせをしました。

幸いお施主様が入っていた災害保険が降りることになり、安堵しました。災害続きの昨今、備えは必要ですね。しっかり者のご夫婦です。



鏡開き

手斧

鏡餅と一緒に飾った大工道具のひとつ、手斧(ちょうな)。

手斧はトントンとリズムを刻みながら、二人で木を刻みます。

この写真は使い方を棟梁が実演しているところ。

 

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棟梁が手に持っているのは墨壺。鶴と亀の彫り物がある縁起物で、若い頃、実際に使っていたものです。

お施主さんの手にあるのは、庭の甘夏。橙(だいだい)の代わりに使いました。

 

今年はどんな年になるのでしょう。

正月気分も抜けて、2020年が動き出しました。

さあ!気を引き締めて、工事の始まりです。


庭の甘夏の木